2009年3月1日、四川省成都市金牛區(qū)の賽雲(yún)臺(tái)東2路で2月26日午後、突然100元（約1400円）札紙幣が空からひらひらと落ちてきて、居合わせた人々がそれを爭(zhēng)って拾い一時(shí)大騒ぎとなった。

【その他の寫(xiě)真】

付近にいた人々は騒ぎを聞きつけると、各々の作業(yè)を止めて金拾いに走り、狹い通りは騒然となった。雑貨店を開(kāi)いている男性は「また地震かと思い焦った」と勘違いするくらい人々の熱狂は拡大していた。

近くの美容室に勤務(wù)する徐（ジョ）さんは、いつものように店で忙しく働いていたが、表が突然騒がしくなり、誰(shuí)かの「早く來(lái)て金を拾え」という叫び聲が聞こえた。急いで店を飛び出すと、狹い通りいっぱいに車(chē)やバイクが止められ、ざっと數(shù)えて100人近くの人が我先にとひらひら舞う紙幣を追いかけていた。徐さんも群れに加わり100元札を手に入れた。

付近で食堂を営む男性は、そばにいた中年男性から拾ったお金を見(jiàn)せてもらったが、ちょっと觸れただけでインクがにじみ、一目で偽札と分かる代物だったと語(yǔ)った。

ばらまかれた100元は少なくとも20枚以上で、番號(hào)は全てYHとJDで始まる偽造紙幣。地元派出所の警官が回収したのはわずか數(shù)枚で、ほとんどが市民に持っていかれてしまった。法律では偽造紙幣は作るのも、使うのも、持つのも禁止されており、見(jiàn)つかった場(chǎng)合厳しく罰せられる。誰(shuí)が何のためにこのようなことをしたのか非常に気になるところだが、警察はすでに調(diào)査を進(jìn)めており、容疑者の見(jiàn)當(dāng)はついているとのこと。（翻訳?編集/MY）