2009年2月28日、新華社通信（電子版）によると、03年7月10日に最初の発電機(jī)が稼動(dòng)して以來(lái)、三峽ダムは現(xiàn)在までの累計(jì)で當(dāng)初計(jì)畫より約800億キロワット時(shí)多い約2900億キロワット時(shí)を発電したことがわかった。1キロワット時(shí)0．25元（約3．5円）の計(jì)算で、約200億元（約2800億円）の増収となる。

【その他の寫真】

三峽ダムは93年に準(zhǔn)備工事に入り、94年末に本工事に著工、工期はすでに16年に及んでいる。當(dāng)初70萬(wàn)キロワットの発電機(jī)を26臺(tái)設(shè)置、全臺(tái)稼動(dòng)後の年間発電量は847億キロワット時(shí)と計(jì)算されていた。しかし建設(shè)途中の2003年、70萬(wàn)キロワットの地下発電機(jī)6臺(tái)の追加が決まり、発電量は1820萬(wàn)キロワット時(shí)から2240萬(wàn)キロワット時(shí)に増加、さらに、ダム施設(shè)への電力供給専用の5萬(wàn)キロワット小型発電機(jī)2臺(tái)が追加された。

発電量の増加は、昨年11月初めに約1年前倒しで全26臺(tái)の稼動(dòng)が実現(xiàn)したことや、堰堤の流水量最適化の効果などによるという。この最適化による発電効率上昇分だけでも、08年の1年間で48．7億キロワット時(shí)を発電、節(jié)水によって水資源利用率も5．28％上がった。なお、同ダムの08年の発電量は808億キロワット時(shí)だったという。

今年は工期の最後の1年となり、全面的に運(yùn)行段階に移行する。開発業(yè)者?中國(guó)長(zhǎng)江三峽工程開発総公司も、まずは年間発電量847億キロワット時(shí)の當(dāng)初目標(biāo)達(dá)成を目指す。（翻訳?編集/津野尾）