2009年3月2日、國(guó)際先駆導(dǎo)報(bào)は文化財(cái)の流失に関する記事を掲載、現(xiàn)在再び流出のピークを迎えていることを明らかにした。中國(guó)稅関では密輸されようとしていた文化財(cái)を1日あたり1000點(diǎn)以上も押収しているが、氷山の一角に過ぎないという。

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先頃、パリの競(jìng)売に北京市円明園の十二支像2體が出品された。銅像は1856年の第二次アヘン戦爭(zhēng)の際に略奪されたもので、直近では故イブ?サンローラン氏が所蔵していた。中國(guó)から返還を求める聲が上がる中、競(jìng)売は強(qiáng)行されたが、流出文化財(cái)保護(hù)、回収を目指す民間団體?中華搶救流出海外文物専項(xiàng)基金の蔡銘超（ツァイ?ミンチャオ）氏が落札、しかし代金は払わないと表明するなど大きな騒ぎとなっている。

國(guó)際先駆導(dǎo)報(bào)によると、近代から1949年までが文化財(cái)流出の第一のピークだったが、現(xiàn)在は第二のピークを迎えているという。80年代後半より墳?zāi)工伪I掘、文化財(cái)の密輸が増加し始めている。中國(guó)稅関では全旅客數(shù)、荷物數(shù)の5％を?qū)澫螭趣筏骏单螗抓胝{(diào)査を?qū)g施しているが、文化財(cái)の密輸品は1日あたり1000件も押収されている。

こうした流出物はどこへ行くのか？一つのゴールとなっているのが博物館。英國(guó)の博物館は近代に流出したものを中心に130萬點(diǎn)もの中國(guó)の文化財(cái)を所蔵している。フランスには260萬點(diǎn)。ドイツ、カナダ、日本にも合計(jì)數(shù)百萬點(diǎn)が殘されている。これらの文化財(cái)は主に1949年以前に流出したものだ。一方、米國(guó)にはこの30年間で230萬點(diǎn)もの文化財(cái)が流入、うち20萬點(diǎn)超が博物館の所蔵となったが、ほとんどが密輸によって持ち出されたものと見られる。（翻訳?編集/KT）