2009年3月1日、中國(guó)の大學(xué)教授が今年の建國(guó)60周年の記念に「特赦」を?qū)g施すべきと提言している件で、専門(mén)家の間で論議が巻き起こっている。米ラジオ局ボイス?オブ?アメリカの中國(guó)語(yǔ)版ウェブサイトが伝えた。

【その他の寫(xiě)真】

「特赦」を提言するのは中國(guó)人民大學(xué)の高銘喧（ガオ?ミンシュエン）教授。「もう30年以上も実施していない。和諧社會(huì)（調(diào)和のとれた社會(huì)）の促進(jìn)にも良い影響を與える」とその理由を語(yǔ)る。全國(guó)人民代表大會(huì)（全人代＝國(guó)會(huì)）法律工作委員會(huì)の郎勝（ラン?ション）副主任も「全人代も関心を寄せている」とコメント。公の場(chǎng)で初めて語(yǔ)られた政府関係者の言葉として注目を集めた。

だが、北京の憲政學(xué)者、陳永苗（チェン?ヨンミャオ）氏は「可能性は極めて低い」と分析する。陳氏は「実施するなら世界基準(zhǔn)では犯罪者扱いしてはいけない政治犯を筆頭にあげるべきだが、中國(guó)政府はそれをしたくない」と指摘。また、「貧困のあまり犯罪に手を染めた出稼ぎ農(nóng)民も優(yōu)先すべきだが、高教授は汚職役人などの経済犯も対象に入れようとしている」と反発、同教授の提案に否定的な見(jiàn)方を示した。

中國(guó)は59年から75年まで計(jì)7回の特赦を?qū)g施。その対象は清朝最後の皇帝、愛(ài)新覚羅溥儀など戦犯がほとんどで、刑事犯への特赦は1度だけとなっている。（翻訳?編集/NN）