2009年3月2日、清代に中國(guó)から流出したブロンズ像2體が先月、オークションで落札され、その落札者である中國(guó)人が「支払い拒否」を表明している件で、競(jìng)売主催のクリスティーズがコメントを準(zhǔn)備していると伝えられた。中國(guó)國(guó)営TV局?中央電視臺(tái)(CCTV)の報(bào)道を中國(guó)新聞社が伝えた。

【その他の寫(xiě)真】

一連のブロンズ像落札事件についてだが、問(wèn)題のブロンズ像は清代に英仏連合軍によって中國(guó)から略?shī)Zされた「十二支像」のうち、ネズミ像とウサギ像の2體で、故イブ?サンローラン氏の遺品。先月、パリで開(kāi)催されたクリスティーズ主催の競(jìng)売にかけられることとなった。中國(guó)政府は「中國(guó)に所有権がある」として再三の返還要求をしてきたが、パリの裁判所はこれを棄卻。先月25日に予定通り開(kāi)かれたオークションで、2體は3140萬(wàn)ユーロ（約39億円）で落札した。追って今月2日、落札者は中國(guó)文化部系列の民間団體「中華海外流出文化財(cái)救出基金」の顧問(wèn)?蔡銘超(ツァイ?ミンチャオ)氏という中國(guó)人であることが判明した。しかし同氏は、支払いについて「するつもりはない」と主張している。

この「支払い拒否」宣言を受け、クリスティーズでは何らかのコメントを準(zhǔn)備しており、間もなく発表される模様。また、フランスの各メディアもこぞってこれを報(bào)道している。

フランスの法律専門(mén)家の間では、蔡氏の行為は刑事事件として処理されるか、あるいは民事事件として処理されるか、意見(jiàn)が二分している(編集部注：フランスで立件される場(chǎng)合を想定している)。もしも刑事事件として起訴されるなら、同氏は6か月の禁固、あるいは2萬(wàn)2500ユーロ(約278萬(wàn)円)相當(dāng)の罰金が下されると推測(cè)される。民事訴訟に持ち込まれた場(chǎng)合も多額の賠償金が発生する可能性がある。(翻訳?編集/愛(ài)玉)