2009年3月3日、中國の警察當(dāng)局によると、地下組織が中國本土で流通させた偽造紙幣は、5年間で3億元（約42億円）以上に上り、その多くは臺(tái)灣などの地下工場で印刷されたものだという。広州日?qǐng)?bào)が伝えた。

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中國や香港、マカオなどでは09年年初めから紙幣番號(hào)が「HD」や「HB」で始まる100元（約1400円）札の偽造紙幣が広く流通し、買物の際の100元札のやり取りに支障をきたすなど市民生活に大きな影響を與えている。

ある偽造紙幣の密売人は「偽造紙幣の売価は當(dāng)初の1枚12元（約170円）から品不足で24元（約340円）へと値上がりし、1か月で最高20萬元（約280萬円）分販売したこともあった。しかしうわさが広まったため、現(xiàn)在は1枚10元（約140円）でも買い手はほとんどいない」と內(nèi)情を明らかにする。

また、地下組織の內(nèi)部関係者は「中國本土では偽造紙幣製造の罪が重く死刑にもなりかねないため、偽造組織は主に臺(tái)灣や香港、海外で超精密技術(shù)を使って印刷している」とし、「密輸組織や密航船を使って中國本土に持ち込んだ後、銀行の內(nèi)部関係者のルートや地下賭博場へ流して社會(huì)へ流通させている」と語る。

偽造団の取り締まりを擔(dān)當(dāng)する臺(tái)灣特捜チームの関係者は、こうした証言を裏付けるように「臺(tái)灣の地下工場は世界最高の偽造紙幣印刷技術(shù)を持ち、すでに相當(dāng)な規(guī)模になっている」とコメントしている。（翻訳?編集/HA）