2009年3月2日、中國(guó)青年報(bào)は3年前に研究員としてアメリカに滯在した同紙の陳強(qiáng)（チェン?チアン）記者の「米中教育比較レポート」を掲載した。當(dāng)時(shí)10歳だった同氏の娘は現(xiàn)地の學(xué)校に編入。娘の実體験から「中國(guó)の學(xué)校は試験勉強(qiáng)が重視され、アメリカの學(xué)校では生活の仕方が重視される」と紹介した。

【その他の寫(xiě)真】

記事は、陳記者の娘が通った學(xué)校を例に、アメリカの小中學(xué)生がどう授業(yè)を受けるか具體的に紹介している。午前中は數(shù)學(xué)などの學(xué)科、午後になると教師とパンやクッキーを焼いたり、時(shí)には月収2500ドルの人がどのように車(chē)を購(gòu)入し、ローンを支払うか、といったシュミレーションを行う授業(yè)もあり、さらに緊急時(shí)に対する訓(xùn)練が頻繁に行われていたのも印象的だったと述べる。

アメリカの學(xué)校が「生活重視」なことと比べ、中國(guó)の學(xué)校の欠點(diǎn)を指摘。陳記者は自分が小中學(xué)生の頃、教師にとっては「いい生徒」だったはずで、理數(shù)系が得意で大人に言われるままに勉強(qiáng)した、と振り返る。しかし不要なことを?qū)Wんだのも事実で、微分積分や幾何など日常生活では不要だとし、小學(xué)校で學(xué)ぶ足し?ひき?掛け?割り算ができれば事足りるとも指摘。アメリカの高校生は數(shù)學(xué)が苦手だが、アメリカの「強(qiáng)さ」に何の影響も及ぼしていないと分析する。

「教師が教え込む多くの知識(shí)、山のような宿題は子どもたちの好奇心を圧迫する。中國(guó)の子どもには自分の興味のあることを?qū)Wぶ時(shí)間はない。私の親戚の子どもは成績(jī)優(yōu)秀でクラスで1位、2位を競(jìng)う。しかし、祖母にご飯を食べさせられている様子を見(jiàn)たとき驚きを隠せなかった。もちろんこれは特異な例だが、多くの子供たちが布団をたたむことさえできない」と、陳記者は嘆き、成績(jī)さえ良ければよい、という時(shí)代は終わったのだ、と結(jié)んだ。（翻訳?編集/小坂）