2009年3月4日、米誌「タイム」は最新號(hào)で「聡明な中國(guó)人は世界で巨額の買付けをしている」との記事を掲載し、中國(guó)が世界各地で値下がりした原油や原材料などを大量に買付けている狀況を紹介した。環(huán)球時(shí)報(bào)が伝えた。

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中國(guó)は最近、融資を條件にロシアやブラジルと20年間の長(zhǎng)期に及ぶ石油供給契約を結(jié)んだ。また、商務(wù)部長(zhǎng)をリーダーとした企業(yè)數(shù)十社による「歐州買付けツアー」を?qū)g施し、現(xiàn)地で巨額の買付けを行った。

こうした狀況に関し、米ブルッキングス研究所の中國(guó)エネルギー問題研究家、エリック?S?ダウンズは「中國(guó)政府は、経済不況で競(jìng)爭(zhēng)相手のいなくなった千載一遇のこのチャンスを逃すべきではなく、有利な商談ができると考えている」と分析している。

また、北京駐在のある外交官は「中國(guó)が最も恐れているのは、4月にロンドンで行われる金融サミット（G20）で中國(guó)が元の切上げを受け入れない場(chǎng)合、歐米各國(guó)が関稅率アップの報(bào)復(fù)措置をとることだ。今回の買付けは西側(cè)政府の不満を和らげる効果が大きく、非常に賢明な外交術(shù)だ」と話す。

しかし、こうした中國(guó)の「恩恵」の対象に、金融危機(jī)の発進(jìn)源である米國(guó)は含まれていない。ダウンズ氏は「05年に中國(guó)海洋石油が米石油會(huì)社ユノカルを買収しようとした際、米議會(huì)の反発に遭い斷念したり、米國(guó)への巨額の投資が大きな損失を抱えたりなど、『米國(guó)に騙された』との思いが強(qiáng)いからだ」とコメントしている。（翻訳?編集/HA）