2009年3月5日、香港紙「太陽報(bào)」は、北京市の國営TV局?中國中央電視臺（CCTV）新社屋北側(cè)に隣接する30階建てのビルで火災(zāi)が発生した事件に関連して、同新社屋建設(shè)資金総額が、國家発展改革委員會の批準(zhǔn)額の79億元（約1106億円）より50億元（約700億元）近く多い120億元（約1680億円）超に上っていたことが明らかになったと報(bào)じた。

【その他の寫真】

北京で出版の隔週誌「財(cái)政」の「火災(zāi)事件、腐敗をあぶり出す」と題した最近の調(diào)査報(bào)道記事を伝えたもの。同記事によれば、新社屋建設(shè)プロジェクト弁公室の徐威（シュー?ウェイ）主任がすでに市公安當(dāng)局に拘束されたが、調(diào)査は、個人の職権亂用問題を超えて、新社屋ビルの建設(shè)事業(yè)入札の経緯などにも及んでいるという?！府?dāng)局は中央電視臺副臺長で新社屋法人代表者の李暁明（リー?シャオミン）他20名を調(diào)査中だ」とし、「徐威の裏に誰がいるかまだ明らかではない」とする「財(cái)政」誌は、同記事掲載號の回収を當(dāng)局に命じられ、ウェブ版の同記事も削除されたという。

火災(zāi)の原因となった100萬元（約1400萬円）相當(dāng)とされる花火に関しても、実際の価値は35萬元（約490萬円）程度で、購入価格の70％は徐主任を含む関係者が著服したと同誌は報(bào)じた。

ただし、火災(zāi)事件の調(diào)査にあたっている北京市人民検察院は、現(xiàn)在のところまだ汚職の事実は発見されていないとしている。（翻訳?編集/津野尾）