2009年3月7日、中國民政部の竇玉沛（ドウ?ユーペイ）副部長は、孤児は家庭で育てられるのが望ましく、海外家庭との養(yǎng)子縁組もさらに積極的に推し進めるべきだ、と話した。中國ではここ數(shù)年、約5000人の孤児が養(yǎng)子として各家庭へ引き取られ、うち4分の1が海外に渡っているという。中國新聞網(wǎng)が伝えた。

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竇副部長によると、正確な統(tǒng)計ではないが、中國國內(nèi)には父母を失ったか扶養(yǎng)者のいない孤児が57萬3000人いるという。そのうち農(nóng)村部で暮らす孤児が49萬5000人で全體の86％以上を占める。同副部長は、「現(xiàn)在全國で7萬人以上の孤児が孤児院で生活しているが、2010年までに國內(nèi)の各都市で、生活環(huán)境が整った孤児院を建設し、病気や障害をもつ孤児に対しては、政府が一切の責任をもって治療にあたる」と話す。

しかし同副部長は、「孤児院の環(huán)境がどれほど良くても、家庭にしかない溫かみや愛情は作ることができない。孤児を家庭に引き取ってもらえるよう引き続き努力していく」とも述べ「國內(nèi)優(yōu)先が原則だが、海外家庭への養(yǎng)子縁組も積極的に推し進める必要がある」と語った。（翻訳?編集/津野尾）