2009年3月7日、韓國紙「朝鮮日報」は中國が海外の先端技術(shù)を安価に買い集めていると報じた。中國商務(wù)部の陳徳銘（チェン?ダーミン）部長が2月末、中國國內(nèi)の企業(yè)90社の代表や政府関係者など総勢200人を引き連れてEU諸國を訪問している。環(huán)球時報が伝えた。

【その他の寫真】

陳商務(wù)部長率いる買付団はドイツ、スイス、スペイン、イギリスの4か國を歴訪し、各國で先端技術(shù)や製品を購入。総額130億ドル（約1兆2900億円）もの“買い物”をしたという。なお、中國は現(xiàn)在、外貨準備高で世界首位に立っている。

中國が購入した品目には、英ロールス?ロイス社が開発したジェットエンジンや、宇宙産業(yè)関連、リニアモーターカー関連の設(shè)備、醫(yī)薬品などのほか、ベンツ、BMW、ジャガー、ローバーなどから高級車も購入。高級車の購入は今後も中國がこうした高級車の輸入を続けるという意思表示だと受けとめられると同紙は指摘している。また、経営環(huán)境が悪化しているフィンランドのノキア社や獨シーメンス社も中國からの訪問団の受け入れに積極的な動きをとっているという。（翻訳?編集/岡田）