2009年3月9日、北京で開催中の「両會」（全國人民代表大會と全國政治協(xié)商會議）に出席している人民解放軍醫(yī)院の範(fàn)利（ファン?リー）副院長は「中國の精神疾患患者は1億人を超えた」と報(bào)告した。シンガポールの華字紙?聯(lián)合早報(bào)が伝えた。

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中國衛(wèi)生部疾病コントロールセンターが今年初めに出した統(tǒng)計(jì)によれば、中國で心理面に問題を抱えた人や精神病にかかっている人の數(shù)は、人口の7％にあたる1億人を超えた。範(fàn)副院長は、「中國は過渡期にあるため社會的な矛盾も多い。競爭社會を生き抜くためのプレッシャーや自然災(zāi)害、経済危機(jī)などが患者を増やす原因となっている」と述べた。

また、子供の精神疾患も増えており、患者全體に占める割合は國際基準(zhǔn)の15％?20％を超えた。最年少はわずか8歳と報(bào)告されている。範(fàn)副院長によれば、精神疾病を扱う醫(yī)療機(jī)関は05年現(xiàn)在でわずか572カ所。精神科醫(yī)は1萬6383人で、人口10萬人當(dāng)たりに醫(yī)師1人しかいない。

そのため、同副委員長は「國民心理健康プロジェクト」を発足させ、社會全體で取り組むことを提案。専門家育成機(jī)関の増?jiān)O(shè)や患者への支援體制を整えることが急務(wù)だと訴えた。（翻訳?編集/NN）