2009年3月10日、清朝末期に円明園から流失した十二支像のうち2體がパリで競(jìng)売に出品され、中國(guó)人の蔡銘超（ツァイ?ミンチャオ）氏が落札するも「代金を支払わない」とした件で、英國(guó)の蕓術(shù)市場(chǎng)専門(mén)家が調(diào)査したところ、蔡氏に敗れた別の競(jìng)売參加者が落札後、中國(guó)に返還する意図で競(jìng)売に參加していたことが分かった。東方早報(bào)の報(bào)道。

【その他の寫(xiě)真】

蔡氏は故イブ?サンローラン氏の収蔵品の競(jìng)売に出品された動(dòng)物像2體をそれぞれ1400萬(wàn)ユーロ(約17億5000萬(wàn)円)で落札。この間、蔡氏を含め3人の參加者が「爭(zhēng)奪戦」を戦った。これについて、今週の英「エコノミスト」誌は、アート市場(chǎng)専門(mén)家の指摘として、蔡氏以外の競(jìng)売參加者のうち1人はロンドンの中國(guó)系資産家で、像を1體1000萬(wàn)ユーロ(約12億5000萬(wàn)円)で買(mǎi)い上げたうえ、中國(guó)に返還する意図があったと伝えた。

また、殘る1人の參加者に関しても、同専門(mén)家によれば「動(dòng)物像のうち1體ないしは2體とも落札し、中國(guó)に返還するつもりがあったようだ」という。実際、これらの動(dòng)物像に蕓術(shù)的価値はそれほど高くないため、政治的な理由から価値が急騰したと見(jiàn)られる。この參加者は中國(guó)在住の資産家と見(jiàn)られる。

落札者である蔡氏の行動(dòng)は、結(jié)果として2人の「ライバル」の善意を傷つけた行動(dòng)となった。フランスの法律では、落札者が支払いなどしない場(chǎng)合、別の競(jìng)売參加者に所有権が移動(dòng)することは認(rèn)められていない。故イブ?サンローラン氏と美術(shù)品を共同所有していたピエール?ベルジェ氏は、「共同所有の収蔵品を全て競(jìng)売にかけるつもりだったが、今はしばらく手元に置いておくつもりだ」としている。（翻訳?編集/小坂）