2009年3月10日付の中國証券報(bào)によると、中國人民銀行（中央銀行）の蘇寧副総裁は9日、北京で開幕中の全國政治協(xié)商會(huì)議（政協(xié)）に常駐する記者団に対し、市中銀行から吸い上げる資金量の比率を示す預(yù)金準(zhǔn)備率には大きな引き下げ余地があるとの見方を示した。

副総裁は、「現(xiàn)在の通貨政策には十分な余裕があり、とりわけ法定準(zhǔn)備率の水準(zhǔn)は13?15％と依然高い水準(zhǔn)にある」とコメント。法定準(zhǔn)備率を超えた準(zhǔn)備預(yù)金の預(yù)金に占める比率を示す「超額預(yù)金準(zhǔn)備率」は1月、市中銀行の間で明らかに下落したものの、市場の流動(dòng)性は非常に充足しており、法定準(zhǔn)備率に引き下げ余地があると判斷できると説明した。

金利についても、「過去5回の利下げで狹まってはいるものの、引き下げ余地は絶対にある」と述べ、追加利下げに含みを持たせた。

ただ「経済成長に見合った通貨供給量を保障するための手段は幾通りもあり、どれを使うかは市場の狀況を見て判斷する」とも付け加えた。（翻訳?編集/HI）