2009年3月10日、全國政治協(xié)商會議委員で上海市作家協(xié)會副主席の趙麗宏（ジャオ?リーホン）氏は今年開催された両會（全國人民代表大會と全國政治協(xié)商會議）に「中國獨自の『西遊記』大型娯楽場建設(shè)の意見書」を提出。子供たちに正真正銘中國産の娯楽施設(shè)を提供するよう提案した。上海紙「新聞晩報」が伝えた。

【その他の寫真】

趙政協(xié)委員は「経済の発展とともに國際的な影響力も増している中國にとって、文化蕓術(shù)分野や娯楽分野を開拓して、中國の文化や伝統(tǒng)を取り入れた新しい何かを創(chuàng)造することが急務(wù)だ」と主張。それには「最先端技術(shù)を?qū)毪筏?、中國の子供たちに好かれるような中國色豊かな大型娯楽施設(shè)が必要」と説明。米國のディズニーランドに対抗できるようなテーマパークの建設(shè)を求めた。

同委員はさらに、勧善懲悪や理想の追求、忍耐や節(jié)制、友情などを子供たちが遊びながら學べるよう、テーマパークの主題を「西遊記」に設(shè)定?！肝鬟[記」には魅力的な登場人物が多いだけでなく、中國民族の神話や伝説、寓話や古事が豊富に詰まっていることをその理由にあげている。建設(shè)予定地には北京、上海、杭州などの沿海部とその周辺地域の大都市をあげており、いずれは內(nèi)陸部の都市にも建設(shè)するという。（翻訳?編集/本郷）