2009年3月10日、中國が領有権を主張する南シナ海の南沙諸島と西沙諸島に向け、中國の漁船を護衛(wèi)する護衛(wèi)艇が広東省広州市を出発した。11日付で環(huán)球時報が伝えた。

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南シナ海に派遣された護衛(wèi)艇「311」號（4450t）はもともと中國海軍南シナ海艦隊に所屬していたが、06年に中國農(nóng)業(yè)部南シナ海區(qū)漁政局に移管。今後は排他的経済水域（EEZ）內(nèi)や南沙諸島、西沙諸島近辺を航海する中國漁船の護衛(wèi)などを擔當する。

記事によると、近年、南シナ海沖で中國漁船が外國の艦艇に威嚇を受けたり、違法に拿捕されたりする事件が多発。最近はフィリピンやマレーシアも領有権を強く主張し始めた。そのため、同海域內(nèi)での警備を強化し中國領であることを主張するため、今回の措置に至ったという。

中國農(nóng)業(yè)部南シナ海區(qū)漁政局の呉壯（ウー?ジュアン）局長は、「同海域の領有権を守るため、今後3?5年間で護衛(wèi)艇の數(shù)を増やす」とコメント。現(xiàn)在建造中の護衛(wèi)艇（2500t）が、2010年から新たに任務に加わることも明らかにした。（翻訳?編集/NN）