2009年3月10日、香港紙「文匯報」によると、世界的な金融危機の影響から珠江デルタ地域の香港系企業(yè)は受注の減少、銀行の貸し渋りといった難題に直面、経営は難局を迎えている。香港中小企業(yè)連合會の劉達邦（リウ?ダーバン）主席によると、珠江デルタの香港系企業(yè)約3200社は舊正月明けもなお稼動しておらず、管理職にある香港人従業(yè)員1萬人にも影響が出ている。また、40％の企業(yè)が操業(yè)短縮をしており、生産水準を平常の半分に抑えているという。

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劉主席によると、「こうした狀況が続けば香港系企業(yè)の一斉倒産に至る可能性もある」という。また、専門家も「救済を急ぐべきだ」と語る?，F(xiàn)在、珠江デルタ地域には6萬5000社の香港企業(yè)があるが、その5％に當(dāng)たる3200社が春節(jié)明けから稼動していない。

こうした工場には平均300人の従業(yè)員が働くが、少なくとも3人が香港人で、管理職として勤務(wù)している。そのため、1萬人に近い香港人にも影響が及んでいる。さらに多くの企業(yè)では受注量の激減からコストの削減を行っており、出勤日を減らす企業(yè)もある。

珠江デルタの香港系企業(yè)が苦境を迎えている原因は受注量の減少だけではない。銀行の貸し渋りも大きな原因となっている。劉主席は「政府は早期に貸し付け保証計畫を発表したが、何ら保証は行われていない。原料費を支払えない企業(yè)は約1000社に上り、銀行の通知を靜かに待つ狀態(tài)だ」と話す。香港?中國両政府による迅速な貸し付けが求められている。（翻訳?編集/小坂）