2009年3月5日、北京市郊外の東高村鎮(zhèn)は、全世界で年間25萬(wàn)臺(tái)製造されているバイオリンのうち実に3分の1を生産している「バイオリン村」だが、このほどの金融危機(jī)で、都市部以上の深い打撃を受けていると伝えられた。法制晩報(bào)の報(bào)道。

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村には大規(guī)模な工場(chǎng)が9軒。かろうじて経営を保つ1軒以外は生産停止に追い込まれたか、あるいはその危機(jī)に瀕している。家族経営規(guī)模の小さな工房に至っては、多くがすでに廃業(yè)しているという。

1988年に誕生した村で初めてのバイオリン工場(chǎng)?華東楽器公司は、東高村鎮(zhèn)でも最大のメーカーでもあるが、劉雲(yún)東(リウ?ユンドン)會(huì)長(zhǎng)によると、金融危機(jī)後、注文數(shù)は3分の1に減少。従業(yè)員500人の食いぶちを何とか確保し、會(huì)社を維持するのがやっとだという。このほど、高齢の職人50人をやむなく解雇した。「しかし、彼らに世界の金融危機(jī)など知る由もないんだ。何の言われもなく、突如クビになったことに変わりはないよ」と劉會(huì)長(zhǎng)は語(yǔ)る。

87年に工房を開いた個(gè)人経営者の劉來(lái)林(リウ?ライリン)さんは、これまで年間10萬(wàn)元(約140萬(wàn)円)以上の収入を得てきたが、世界的金融危機(jī)が叫ばれ出した昨年の下半期以降、ほぼ1件も注文がないという?！付啶晤櫩亭鈬?guó)人という中、彼らの購(gòu)買力が下がってはどうしようもない。まして、バイオリンは生活必需品でもないから…」と肩を落とした。

一方で、あるバイオリン職人は「バイオリンにはまだ希望がある」と話す。謝國(guó)成(シエ?グオチョン)さんの12歳の娘は、両親が真心を込めて制作したバイオリンを弾き始めて8年ほどになる。村の小學(xué)校ではバイオリンは必修授業(yè)とされており、多くの児童が未來(lái)の名奏者を目指している。このほどの不況の影響で個(gè)人レッスンの月謝が払えなくなり、バイオリンをあきらめざるを得ない児童も多いようだが、謝さん一家は娘に一縷の望みをかけている?！感侣劋稀⒍啶蝿簝P者が金融危機(jī)で収入を絶たれたと書き立てる。でも、我々はそんな簡(jiǎn)単にはダメにならないよ」と力強(qiáng)く語(yǔ)った。(翻訳?編集/愛玉)