2009年3月12日、11日付けの「ニューヨークタイムズ」紙は「中國の蕓術(shù)市場、冬眠期に入る」との記事を掲載。中國の「環(huán)球時(shí)報(bào)」が紹介した。

【その他の寫真】

海外のオークションで大人気となった中國人作家の現(xiàn)代アート作品。その落札価格も軒並み高騰し、北京や上海などの大都市では豪華な畫廊やギャラリーが次々とオープンした。だが世界的な金融危機(jī)のあおりを受けて、昨年から中國現(xiàn)代アートの売れ行きは急速に悪化。畫廊を訪れる客足は途絶え、人員整理に踏み切る店が続出している。

すでに3店舗を閉鎖した北京市の某有名畫廊のオーナーは「今は長く厳しい冬の時(shí)代?，F(xiàn)代アートのバブル時(shí)代はもう終わった」と話す。サザビーズが08年10月に開催した「中國現(xiàn)代蕓術(shù)品秋季オークション」はさんざんな結(jié)果に終わり、一部の商品には買い手さえつかない狀況だった。

豪邸に住んで高級(jí)外車を乗り回すほどの大金を稼いだ中國人アーティストも一時(shí)出現(xiàn)したが、北京市のユーレンス現(xiàn)代美術(shù)センター（UCCA）のジェローム?サンス所長は「あまりにも急激に市場が動(dòng)いたため、多くの蕓術(shù)家が自らの方向性を見失ってしまった?！阂灰工谴蟾缓坤沃匍g入り』ができるほどの素晴らしい作品を目にすることはもうないだろう」と指摘している。（翻訳?編集/本郷）