2009年3月12日、新疆ウイグル自治區(qū)環(huán)境保護(hù)局は、一部の地域で植物の被覆率が減少し砂漠化が進(jìn)行していることにより、同自治區(qū)では砂嵐が頻発、発生範(fàn)囲も広がっており、直接的な経済損失は、毎年30億元（約430億円）を上回ると明かした。中國新聞社が報(bào)じた。

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同局の統(tǒng)計(jì)によると、2008年には同自治區(qū)全體に被害をおよぼす規(guī)模の砂嵐が7回発生したが、これは前年より4回多く、また局地的な砂嵐は58回を數(shù)え、前年の13回と比べ大幅に増えたことがわかる。多くは3?5月に集中して発生するが、新疆南部では年間を通じて発生しており、発生頻度が年々高まり、その被害範(fàn)囲も広がっているという。

同自治區(qū)は中國でもっとも砂漠化が深刻な地域とされている。毎年85平方キロメートルという速さで砂漠化は進(jìn)み、植林などによる防護(hù)林事業(yè)をはじめ、様々な対策が行われているものの、それを食い止める決定打にはなっていない。また、干上がった湖底から流出した塩が砂嵐により飛散し、5000km以上離れた地域の農(nóng)作物や住民の生活にも被害をおよぼしている。（翻訳?編集/岡田）