2009年3月9日、中國(guó)?湖南衛(wèi)星テレビのバラエティー番組「天天向上」の日本人司會(huì)者が冗談で発した言葉が舊日本軍の蠻行を思わせるとして、ゲストの軍歌歌手が怒り出す騒ぎがあった。13日付で重慶晩報(bào)が伝えた。

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思わぬ騒ぎを起こしてしまったのは、中國(guó)をメインに活躍する人気俳優(yōu)の矢野浩二さん。同番組でレギュラー司會(huì)者を務(wù)める。矢野さんが番組中、場(chǎng)を盛り上げるために「私（権力者）に逆らう者は容赦しない」という意味の言葉を発した瞬間、軍歌歌手の劉斌（リウ?ビン）さんが、突然激怒。矢野さんに向かって「お前の言葉は私に『満州事変』の発端となった『柳條湖事件』を思い出させた。お前たち日本人の蠻行の數(shù)々を！」と言い放った。劉さんはその後、自作の軍歌を歌ったが、途中で涙ぐんでしまうほどの激昂ぶりだった。

番組は別の中國(guó)人司會(huì)者がフォローし、無(wú)事終了。番組ディレクターは「矢野は非常に良い司會(huì)者。同じ言葉を中國(guó)人司會(huì)者が言ったら全く問(wèn)題なかったと思う」と“お咎めなし”の意向を示している。矢野さん本人は自身のブログで「観客の皆さんに申し訳なかった」と謝罪?！袱撙螭势胶亭蝾?yuàn)っているのに、なぜ敵対するのか？」とコメントしている。（翻訳?編集/NN）