2009年3月14日、香港紙?亜洲時(shí)報(bào)は「インドはオバマ米大統(tǒng)領(lǐng)の『中國(guó)熱』に頭を悩ませている」と題した記事で、親密さを増す米中関係の陰で米印関係はブッシュ前政権時(shí)代のような活発さを失っていると指摘した。16日付で環(huán)球時(shí)報(bào)が伝えた。

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米中両國(guó)は8日に南シナ海沖で発生した中國(guó)艦艇による米調(diào)査船の取り囲み事件をめぐり、緊張狀態(tài)が続いていた。これを受け、オバマ米大統(tǒng)領(lǐng)は12日、二十か國(guó)?地域（G20）首脳會(huì)合（金融サミット）の準(zhǔn)備のため訪米した楊潔●（＝竹冠にがんだれに虎、ヤン?ジエチー）中國(guó)外相と會(huì)談。両者は経済危機(jī)への対応や北朝鮮問(wèn)題などで緊密に連攜していくことで合意した。記事はこれを「米側(cè)の対中重視の表れ」と指摘する。

ブッシュ前政権下におけるインドの位置づけは、中國(guó)の臺(tái)頭に対抗するための重要なパートナー。包括的な分野での関係強(qiáng)化が図られ、急速に親密さを増していった。だが、オバマ大統(tǒng)領(lǐng)の就任後、その地位は一気に逆転。かつてのインドの地位は中國(guó)に奪われてしまった。

米ギャラップ社の調(diào)査によると、米國(guó)人にとってインドはアジアで日本の次に好きな國(guó)。中韓よりも上である。ニューデリーの専門家たちは「米印関係がかつてのような輝きを取り戻すには、オバマ大統(tǒng)領(lǐng)の『中國(guó)熱』が冷めるのをじっと待つしかない」と分析した。（翻訳?編集/NN）