Record China 2009年3月16日(月) 23時32分
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16日、インド國家人口委員會はこのほど、2010年までに同國の人口を11億人強に抑える計畫が事実上失敗したことを認めた。國連によると2050年にはインドが中國を超え世界一の人口大國になる見通し。寫真はインド?ニューデリー。
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2009年3月16日、「広州日報」によると、インド國家人口委員會(NPC)はこのほど、2010年までの人口抑制計畫がすでに頓挫しつつあることを認めたという。國連人口基金(UNFPA)の世界人口白書は、同國の08年の総出生率が2.78%を記録、中國の1.73%を上回っていると指摘、2050年にはインド総人口が16億5800萬人に達し、中國の14億800萬人を超え、世界一の人口大國になるとの見通しを示している。
【その他の寫真】
インドで2000年に策定された人口抑制計畫は、教育や避妊具の入手環(huán)境の改善、家族福祉部門への財政支出額の大幅な増加など多岐にわたる措置とともに、2010年の人口を11億人強に抑えることを目標として掲げていた。
同國民の多産願望と避妊に関する知識の欠如が、人口抑制の大きな壁となっている。ある統(tǒng)計によると、女性1人當たりの平均出産數(shù)は3.9人、高學(xué)歴の家庭は2?3人、低學(xué)歴で貧しい家庭では7?8人が普通だという。インド人男性は避妊に対する関心が薄く、避妊は妻の責(zé)任だと考え、54%の農(nóng)村の女性と74%の都市部の女性が「避妊について聞いたことはあるが、実行したことはない」と答えているように、女性も避妊知識の欠如が深刻だ。
こうした現(xiàn)実を踏まえれば、同國に殘されている効果的な解決方法は不妊手術(shù)しかないが、各宗派が勢力維持のため多産を奨勵しているという宗教事情もあるという。(翻訳?編集/津野尾)
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