2008年3月18日付の環(huán)球時(shí)報(bào)によると、米紙ニューヨーク?タイムズは17日、「中國は経済低迷期に施策を施し、さらに強(qiáng)大に」との記事を掲載し、金融危機(jī)を利用して強(qiáng)大な経済體に変身を遂げつつある中國の姿を紹介した。

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記事では、中國は世界同時(shí)不況の中、他國が持たない2つの大きな武器「莫大な外貨準(zhǔn)備高」「強(qiáng)固な銀行システム」を駆使して、世界中で資源と新パートナーの獲得を行っている、と紹介。

あるエコノミストは「信用不安にあえぐ米國の銀行と異なり、中國の銀行の最近3か月の融資金額は、それ以前の1年分の融資金額に匹敵する」と語り、専門家は「中國政府の経済刺激策は、國內(nèi)産業(yè)の長期的な競爭力確保という観點(diǎn)から行われており、將來経済力を大きく飛躍させるだろう」とコメントしている。

また、記事では、世界経済の低迷によって2000萬人以上の出稼ぎ労働者（農(nóng)民工）が失業(yè)するなど、中國も大きな痛手を受けていると紹介。しかし、中國では「ピンチはチャンス」と捉え、不況が中國に好條件をもたらしている、との見方をしているという。例えば、一部の沿海地區(qū)では農(nóng)民工の給料が高騰し4年で2倍になったが、今年は不況で給料がダウンし、中國本來の強(qiáng)み「低コストの労働力」を取り戻した。また、政府が失業(yè)者に対して大規(guī)模な職業(yè)訓(xùn)練を?qū)g施し、労働者の資質(zhì)アップを図るなど、將來の更なる飛躍につながる政策を?qū)g行している、と紹介している。（翻訳?編集/HA）