2009年3月23日、湖北省武漢市にある武漢大學(xué)で21日、日本の著物を著て桜見物を楽しんでいた地元の母娘が、同大の學(xué)生ら他の見物客から罵詈雑言を浴びせられた件で、中國紙?新京報(bào)は「誰にも母娘を追い出す権利はない」とする學(xué)者の寄稿を掲載した。

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“事件”は21日、著物を著た地元の母娘が同大キャンパス內(nèi)にある桜を前に寫真を撮るなどして楽しんでいたところ、これを快く思わない同大の學(xué)生ら大勢の見物客から「出ていけ」などと罵詈雑言を浴びせられたもの。母娘はその後、現(xiàn)場を追い出されるように立ち去った。

これに対し、學(xué)者の熊少游（シオン?シャオヨウ）氏は「愛國主義の亂用」だと批判。「彼らが『愛國主義』の名のもとに和服を強(qiáng)引に日本軍國主義のスケープ?ゴートとするのなら、それは中國人から桜を観賞する権利を奪うだけ」と指摘、頭を冷やすよう促した。（翻訳?編集/NN）