2009年3月23日、國際先駆報によると、學(xué)者數(shù)名が共同執(zhí)筆した書籍「不機嫌な中國」が、中國の民族主義を助長するのではないかと國內(nèi)外で話題になっている。同書は、國力をつけた中國の西側(cè)社會への対応方法などを記している。

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中國の出版物が世界でこれほど大きな注目を集めるのは、96年出版の「『NO』といえる中國」以來だという。當(dāng)時、數(shù)度の臺灣海峽危機によって中米間では極度の緊張が続いており、米國內(nèi)では中國脅威論が臺頭。これに対し中國では、「『NO』といえる中國」の出版をきっかけに民族主義が蔓延した。

「不機嫌な中國」への注目度はそれ以來のもので、內(nèi)容が類似しているだけでなく、同書の執(zhí)筆者のうち數(shù)名が「『NO』といえる中國」の執(zhí)筆者でもあったため、第2の「『NO』といえる中國」になるのか、という點も注目を集めている理由の1つだという。

香港誌?亜洲週刊は、「同書は民族主義臺頭のシンボルだ」と論評。米誌タイムズは、「民族主義に適度な制限を加えなければ、そのパワーは中央政府を好戦的な孤立主義に走らせるだろう」と警告する。

同書の出版によって中國國內(nèi)でも民族主義に関する議論が活発化している。ネット上では「內(nèi)政および外交への直言は國策の參考にすべき」「內(nèi)容が偏りすぎ」など議論百出。一方、中國人民大學(xué)の教授は「內(nèi)容の多くは度が過ぎている。左派の特徴の1つだろうが、批判が多くて建設(shè)的な意見が少ない」と懐疑的なコメントをしている。（翻訳?編集/HA）