2018年1月1日、新浪に、なぜ日本はスマートフォンの分野で落ちぶれたのかについて分析する記事が掲載された。

記事は、日本の攜帯電話は折り畳み式の時代が「非常にすごかった」と指摘。中國では攜帯電話の研究開発が始まったばかりのころに、日本ではNEC、シャープ、ソニーなどのメーカーが、デザイン性に優(yōu)れ品質(zhì)が高い製品をリリースし、中國でようやくショートメッセージがはやり始めたころ、日本人は攜帯電話で地下鉄の時刻表を見ていたと伝えた。

しかし、スマートフォンの時代となった現(xiàn)在では、中國市場で日本メーカーの影を見ることはほとんどなくなり、中國メーカーが臺頭した。ではなぜ日本は落ちぶれてしまったのか。

記事によれば、一つの理由として「戦略の誤り」があるという。3G時代に日本は、獨自規(guī)格を出すことで海外メーカーが日本市場へ侵入してくることを防ごうとしたが、「日本の攜帯電話も海外に進(jìn)出できなくなった」と指摘。市場の大きさから日本は世界に「屈服するしかなかった」と論じた。

また、インターネット時代には「アプリケーション」によって市場を引っ張っていく必要があるが、この面で日本は失敗したと記事は指摘。グーグルやフェイスブック、新浪、騰訊などは、ソフトやアプリケーションで成功した良い例だとした。

さらに、「核心技術(shù)を重視しなかったこと」も大きな問題だと分析。攜帯電話の核心的な部品であるチップセットは、米國や臺灣、中國メーカーが獨占しており、ディスプレイで強かったシャープは臺灣メーカーに買収され、メモリーでは韓國メーカーに敗れ、今ではソニーのカメラぐらいしか殘っていないとした。

このため結(jié)論として記事は、日本メーカーは古い體制故にイノベーションが抑圧されたこと、そして國と業(yè)界に先を見通す指導(dǎo)者がいなかったことが主な敗因だと結(jié)んだ。（翻訳?編集/山中）