2009年3月24日、環(huán)球時報によると、米紙「クリスチャン?サイエンス?モニター」は23日、中國で論文盜作が橫行している現(xiàn)狀を打破する動きが始まっていると報じた。中國では名門の浙江大學(xué)で中國醫(yī)學(xué)の教授による盜作が発覚したばかり。

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ある學(xué)術(shù)サイトの運営者によれば、中國では過去十?dāng)?shù)年にわたって學(xué)術(shù)論文の盜作や捏造が後を絶たなかったが、大學(xué)は名譽や利益のため、具體的な対策をとらないばかりか、問題を隠蔽してきたという。北京大學(xué)で教職に就いていた経験を持つ米イェール大學(xué)の生物進(jìn)化學(xué)の専門家は、中國の大學(xué)では論文の質(zhì)よりも量を重視するため、盜作や捏造が橫行していると指摘。その現(xiàn)狀を「指導(dǎo)教官が盜作のテクニックを?qū)W生に教えているようなものだ」と表現(xiàn)した。また、北京理工大學(xué)の経済學(xué)者は「中國では腐敗や欺きは普遍的で、論文盜作は現(xiàn)代社會を反映しているに過ぎない」と話す。

中國の學(xué)術(shù)界に対する信頼低化も深刻になっている。アメリカの一部の専門家の間では、「データに信頼性がない」として中國から送られてきた論文の審査を斷るケースが増えているという。また、海外の大學(xué)や研究機関への學(xué)生の推薦書も信頼できないとする専門家も増えており、多くは「推薦書は學(xué)生が自分で書き、指導(dǎo)教官はただサインをするだけだからだ」という。

こうした背景のもと、中國の學(xué)術(shù)界に対する信頼を回復(fù)しようとする動きが出ている。論文盜作の探知プログラムが、1000社を超える中國の科學(xué)専門出版社で08年12月から使用されているほか、先日には中國國內(nèi)の大學(xué)200校で同プログラムが試験的に使われている。政府教育部もこのほど各大學(xué)に向けて論文の盜作や捏造の打破を求める通達(dá)を出し、発覚した場合にはこれまでの警告処分から法的措置をとるよう求めている。（翻訳?編集/岡田）