2009年3月24日、環(huán)球時(shí)報(bào)によると、韓國紙「文化日報(bào)」（電子版）は23日、「中國に“新配給時(shí)代”到來か」と題した記事で、內(nèi)需拡大を狙った景気刺激策として、中國で各地方政府から様々な「消費(fèi)券」（中國版「定額給付金」）が配布されている現(xiàn)狀を伝えた。

【その他の寫真】

配給制度は、社會主義體制の中國における「計(jì)畫経済」の代表的なシステムだった。すべての物を平等に分け與えるという理想のもと、食料や日用品などの生活必需品から、ミシンや自転車、風(fēng)呂や理髪代、石油から家畜の飼料に至るまですべてが配給チケットにより配分されていたが、1978年から始まった改革開放政策によって経済の自由化が進(jìn)むにつれ、配給チケットは90年代初頭に姿を消した。

そして現(xiàn)在、「消費(fèi)券」として再び配給チケットが登場した。消費(fèi)券が最初に登場したのは未曾有の大震災(zāi)に襲われた四川省だった。成都市では08年12月、低所得者層の生活支援と內(nèi)需刺激を目的に、中國で初となる総額3791萬元（約5億3000萬円）の消費(fèi)券が配布された。

この消費(fèi)券がほぼすべて使われ、內(nèi)需刺激に貢獻(xiàn)したと評価されたことで、他の地方でも生活必需品のみならず、旅行や教育、家電など様々な消費(fèi)券が発行されるようになった。杭州市では舊正月前に低所得家庭や學(xué)生などを?qū)澫螭司t額1億元（約14億円）の消費(fèi)券を配布、さらに近々第2弾として6億元（約84億円）の消費(fèi)券を配布することが決定している。（翻訳?編集/岡田）