2009年3月24日、中國商務(wù)部の姚堅(jiān)(ヤオ?ジエン)報(bào)道官は、米コカ?コーラ社による國內(nèi)飲料大手?匯源果汁の買収を不認(rèn)可としたことについて「市場競爭を客観的に考慮したもので、民族的感情による決斷ではない」と説明した。新華社の報(bào)道。

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米飲料大手コカ?コーラ社は08年9月に、中國果汁飲料最大手?中國匯源果汁集団を買収する方針を発表したが、今月18日に商務(wù)部は、獨(dú)占禁止法に反するとしてこれを卻下した。中國では08年8月に同法が施行されており、これが初のM＆A（企業(yè)合併および買収）承認(rèn)拒否となる。一部海外メディアは、自國ブランドの保護(hù)を求め、外資の參入を歓迎しない國內(nèi)世論を伝えていた。

姚堅(jiān)報(bào)道官は24日、この決定は「市場競爭への考慮」と明言し、「民族的感情による決斷ではない」と強(qiáng)調(diào)した。獨(dú)禁法に照らし合わせ、國內(nèi)の果汁飲料市場の健全な成長を客観的に考慮したとしている。コカ?コーラ社は現(xiàn)在、中國の炭酸飲料市場で60％のシェアを誇り(中國飲料工業(yè)協(xié)會(huì)の資料)、強(qiáng)力なブランド力とセールス網(wǎng)を獲得し、すでに支配的地位を築いている。同社が、その実力を果汁飲料市場にそのまま転化することは可能であり、特定企業(yè)による市場寡占が消費(fèi)者や競合他社に與える影響を純粋に検討した結(jié)果、同社によるM＆Aは承認(rèn)できないとの結(jié)論に至ったと説明した。一部海外で報(bào)道されている「自國ブランドの保護(hù)」など、民族的感情を基とした判斷ではないと指摘、今後も同國の外資政策には変わりはないとしている。(翻訳?編集/愛玉)