2009年3月24日、米華字紙?僑報(bào)は、武漢大學(xué)で起きた「和服事件」に関するコラムを掲載した。屈辱と苦痛の歴史は忘れてはならないが、無(wú)意味に耽溺してはならないと戒めている。25日、中國(guó)新聞社が伝えた。

【その他の寫(xiě)真】

21日、湖北省武漢市にある武漢大學(xué)で、日本の著物を著て桜見(jiàn)物を楽しんでいた地元の母娘が同大の學(xué)生ら見(jiàn)物客から罵詈雑言を浴びせられるという事件が起き、問(wèn)題となっている。僑報(bào)によると、日本軍に植えられたと伝えられる武漢大學(xué)の桜をめぐっては毎年のように愛(ài)國(guó)主義に絡(luò)んだ問(wèn)題が起きているという。

僑報(bào)のコラムは和服を著て寫(xiě)真を撮ることは違法でもなければ、國(guó)家をおとしめるものでもないと述べ、「歴史問(wèn)題を口実とした罵倒は見(jiàn)せかけの愛(ài)國(guó)主義であり、実際は內(nèi)心のおびえと弱さを示すものにほかならない」と指摘。さらに民族は屈辱と苦痛の歴史を忘れてはならないが、「無(wú)意味に歴史に耽溺してはならない」と戒めている。

また數(shù)十年前の貧しく弱かった時(shí)代とは異なり、今や中國(guó)は「G2」、つまり米國(guó)と並ぶ大國(guó)として認(rèn)識(shí)されているとし、「狹量な民族主義ではなく、寛容と包容力を持った大國(guó)としての態(tài)度で臨むべきだ」と提言した。（翻訳?編集/KT）