【週末美術(shù)館】すべての女性は花である

若手女性畫(huà)家?夏雲(yún)超（シア?ユンチャオ）の一貫した創(chuàng)作テーマは「すべての女性は花である」である。女性の人生のすべての瞬間にそれぞれの「花盛り」があり、また、すべての女性がそれぞれ自分だけの花を咲かせている。女性の情緒、女性の愛(ài)情観、女性の喜びや戸惑い…それらを花の姿態(tài)に喩えて描き出すのだ。

【その他の寫(xiě)真】

「美しいいのちの循環(huán)（美麗的生命循環(huán)）」と題された連作では、極端にクローズアップした単獨(dú)の花卉を若々しい色彩感で描き、見(jiàn)る者に強(qiáng)烈な視覚的インパクトを與える。

雑然とした背景は星くずをちりばめた宇宙空間のようであり、大きな花はそこに悠然と浮かぶ惑星のようだ。あでやかで、しかしたくましさを備えた女性の生命の宇宙が広がり、まるで引っ張り込まれそうなエネルギーを放っている。（文/山上仁奈）

●夏雲(yún)超（シア?ユンチャオ）

1978年、河南省社旗県生まれ。若手女性畫(huà)家。清華大學(xué)美術(shù)學(xué)院で修士課程を修了。大學(xué)教師を長(zhǎng)年務(wù)めたのち、現(xiàn)在は北京を中心にアーティスト活動(dòng)を展開(kāi)している。代表作に「美しいいのちの循環(huán)」「紅、黃、藍(lán)」「枯木逢春」など。

寫(xiě)真提供：匯泰國(guó)際文化発展有限公司（中國(guó)?天津）

※週末美術(shù)館では、中華圏のアーティストを中心に日本や世界各地の寫(xiě)真作品、美術(shù)作品、書(shū)道作品など様々なジャンルの作品をご紹介していきます。