2009年3月27日、四川大地震の激震地、綿陽(yáng)市北川チャン族自治県に建設(shè)される「北川國(guó)家地震遺跡博物館」に23億4500萬(wàn)元（約330億円）が投じられるとのニュースは、中國(guó)國(guó)內(nèi)で大きな論爭(zhēng)を引き起こしている。新華社サイト「新華網(wǎng)」の報(bào)道。

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同博物館の建設(shè)計(jì)畫によると、早くても今年下半期に著工されるという。23億元という建設(shè)資金については、多くのネットユーザーが「被災(zāi)地の復(fù)興にはそれでなくても巨額の資金が必要なのに、なぜ博物館にそれほどの金をかけるのか？」と批判的な意見を寄せている。また「大規(guī)模な施設(shè)を作ることで被災(zāi)地が観光地化するのは許せない」と真っ向から反対する意見も出ている。

これに対し北川チャン族自治県文化旅遊局の林継忠（リン?ジージョン）副局長(zhǎng)は「23億元という數(shù)字ははあくまでも參考。施設(shè)全體の建設(shè)に必要な予算を設(shè)計(jì)者グループが獨(dú)自にはじき出した大まかな數(shù)字であり、建設(shè)工程や設(shè)計(jì)、予算などはすべて國(guó)家が決めることで、我々がどうこう言える立場(chǎng)ではない」と説明。さらに23億元は「8萬(wàn)平方キロメートルの広大な敷地內(nèi)に建てられる『遺跡保護(hù)區(qū)』、『博物館區(qū)』、『自然回復(fù)區(qū)』の3施設(shè)と、遺跡保護(hù)區(qū)周辺の地盤強(qiáng)化、唐家山のせき止め湖保存などに必要な資金の総額」だと述べた。

地震遺跡博物館の建設(shè)そのものについても「日本の阪神?淡路大震災(zāi)でも、被災(zāi)の記憶を風(fēng)化させないよう『北淡震災(zāi)記念公園』が建設(shè)されている」として、防災(zāi)や地震について學(xué)べる施設(shè)の必要性を説き、遺跡博物館を「単なる観光地にはしない」と誓った。（翻訳?編集/本郷）