2009年3月27日、中國(guó)の大手ポータルサイト「捜狐（SOHU）」のブログサイトで、先日湖北省武漢市の武漢大學(xué)で和服を著て桜見物を楽しんでいた地元の母娘が、同大の學(xué)生ら見物客から罵詈（ばり）雑言を浴びせられた問題について、あるブロガーが學(xué)生らを皮肉り批判する文章を公表した。

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今月21日、同大構(gòu)內(nèi)の桜が咲き誇る庭園で和服を著て花見を楽しんでいた地元の母娘が、學(xué)生ら見物客たちから罵詈雑言を浴びせられるという事件が起きた。母娘はその場(chǎng)を逃げるように立ち去ったという。この騒動(dòng)は中國(guó)各紙に取り上げられ、「行き過ぎた行為」と學(xué)生たちを非難する聲が高まっている。

武漢市は日中戦爭(zhēng)時(shí)に舊日本軍に陥落されたという辛い歴史を持つ。しかし、同大の桜の多くは、1972年に日中國(guó)交正常化を記念して植えられたもの。同ブログは「日中間に深い溝があるのも事実だが、恨んでばかりではいけない」と歩み寄りを求め、騒動(dòng)に加わった學(xué)生が「（和服を見ても）いい気持ちはしない」とコメントしたことについては、「和服のルーツが中國(guó)にあることを知らないのだろう。母娘を罵倒（ばとう）した人は、自分が著ている服をよくみるべきだ。洋服を著ているなら、そんなことを言う資格はない」と批判している。

また騒動(dòng)の加害者である同大の一部學(xué)生に向けて、「真の愛國(guó)者なら、構(gòu)內(nèi)の桜をすべて切り倒したらいい。それぐらい徹底しないと」と皮肉たっぷりのメッセージを送った。（翻訳?編集/SN）