2009年3月31日、日本の華字紙「中文導(dǎo)報(bào)」は、世界的金融危機(jī)に端を発した不況により、経済狀況が深刻となっている日本で暮らす中國(guó)人の社會(huì)に「陣痛」が起きていると伝えた。その「陣痛」から生み出されるのは、不當(dāng)解雇や離婚などトラブルばかりだという。

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景気後退による「陣痛」が生み出しているものは、まず不當(dāng)解雇。全國(guó)的に不當(dāng)解雇が増加しており、08年11月には実習(xí)生として來(lái)日した中國(guó)人女性3人が自動(dòng)車製造下請(qǐng)け會(huì)社と実習(xí)生の受け入れ団體を相手どり、未払い給與と慰謝料合わせて1500萬(wàn)円の支払いを求めて名古屋地方裁判所に告訴。同様の事件は福井県でも起きている。

また、國(guó)際結(jié)婚の離婚件數(shù)も増加している。00年以降、毎年約1萬(wàn)人の中國(guó)人女性が日本人男性と結(jié)婚、日本人女性と結(jié)婚する中國(guó)人男性も年1000人前後と増加を続けているが、離婚するケースも同様に増えている。國(guó)際結(jié)婚には言葉の壁や文化の違いなどの障害が起きやすいが、経済狀況の悪化など世帯収入が減少したことが原因での離婚も増えているという。

このほか、ビジネス上のトラブルも急増している。ある大手チェーンのコンビニ店を経営していた中國(guó)人男性は、不況で経営が悪化した店を閉店する際、大手チェーンから返還されるはずだった保証金が返ってこなかったと話す。契約を交わしていても、不況が原因と見られるトラブルは後を絶たないという。（翻訳?編集/岡田）