2009年3月31日、中國商報は全國人民代表大會（全人代）代表?周洪宇（ジョウ?ホンユー）氏のインタビューを掲載した。周代表は中國でのレアアース（希土類）が亂開発されており、さらには輸出されて日米の兵器開発に利用されていると警告した。

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レアアースは攜帯電話やレーザーディスク、風(fēng)力発電機(jī)やハイブリッド自動車のモーターなど幅広い分野で応用できるため、産業(yè)界からの需要が非常に高い。周代表によると、新たな発明の6分の1はレアアースを必要とするもの。中國は世界全體の埋蔵量のうち54％を占めている。

しかし現(xiàn)在は無秩序な開発が続き、採掘現(xiàn)場での回収率も國営で60％、民間で40％と極めて低効率の狀態(tài)にある。また世界需要を大きく超えて生産しているため、価格も低水準(zhǔn)にとどまっている。周代表は亂開発がこのまま続けば、20?30年で中國のレアアースは枯渇すると危機(jī)感を見せる。

またこうして生産されたレアアースは軍事産業(yè)にも多く使われている。迎撃ミサイルとして知られる米國のパトリオットミサイルにはレアアースの一種であるバナジウム、ネオジムが使われている。米國のM?1戦車、F?22戦闘機(jī)の生産にもレアアースは欠かせない。中國との領(lǐng)土問題を抱える日本、韓國。臺灣問題での最大の脅威である米國の戦闘力が中國のレアアースに支えられるという皮肉な現(xiàn)狀があると指摘、「レアアースの生産及び輸出の厳格な規(guī)制を求める建議」を発表している。（翻訳?編集/KT）