金融危機で領土紛爭が激化の恐れ=南沙諸島海域が焦點に―中國

Record China    2009年4月2日(木) 2時14分

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2009年3月30日、中國軍事科學院院長の劉成軍中將は、國際金融危機の影響から南沙諸島の海洋資源確保を爭う動きが激化する危険性を指摘した。

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2009年3月30日、北京市で開催中の「2009中國?東南アジア諸國連合(ASEAN)高級防衛(wèi)研究者対話會議」の席上、中國軍事科學院院長の劉成軍(リウ?チェンジュン)中將は、國際金融危機の影響から南沙諸島の海洋資源確保を爭う動きが激化する危険性を指摘した。31日、シンガポールの華字紙?聯合早報が伝えた。

その他の寫真

南沙諸島付近の海域は漁業(yè)資源に恵まれているほか、海底油田及び天然ガス田などの資源が豊富にあることも確実視されている。また中國経済にとってはきわめて重要な航路ともなっている。

同海域をめぐっては、中國、臺灣、ベトナム、ブルネイ、フィリピンなどの諸國が全域、あるいは一部の領有を主張している。劉中將は金融危機の影響で経済成長が鈍化するなか、この地域での衝突の可能性が高まっていると指摘、各國が緊密に連絡を取り合うことによって平和を維持するべきと主張した。(翻訳?編集/KT)

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