2009年4月1日、環(huán)球時(shí)報(bào)によると、米紙「USAトゥデイ」はこのほど「四面楚歌に陥る中國の老人」と題した記事で、不安な生活を送る中國の老人の現(xiàn)狀を紹介した。

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記事によると、北京市東部のある高齢者向けマンションに住む人たちは、水も電気も止まったまま、不安な毎日を送っている。マンション関係者によると、地方政府の役人や開発業(yè)者は利益ばかりを求め、そこに住む高齢者の生活環(huán)境には十分な配慮がされず、老人たちは犠牲になっていると指摘する。こうしたケースは中國各地でみられるという。

統(tǒng)計(jì)によれば、中國には現(xiàn)在、60歳以上の高齢者は全人口の約12％、約1億6000萬人いるが、2050年には全人口の25％を高齢者層が占めると予測されている。他の先進(jìn)國と異なるのは、中國が発展途上段階で高齢化社會を迎えようとしていることで、高齢者が安心して老後を過ごす環(huán)境が欠如しているという。ベッド數(shù)不足なども深刻な狀況だ。

中國には古來より老人を敬う伝統(tǒng)があったが、ここ數(shù)十年で様相は一変。少なくとも數(shù)年前までは年老いた親を老人施設(shè)へ入居させるのは恥ずかしいこととされていたが、今では老人にかまっているヒマなどないとばかりに、施設(shè)に入れることがごく當(dāng)たり前のことになってしまっていると、施設(shè)で暮らす92歳の老人は嘆いている。（翻訳?編集/岡田）