2009年4月3日、楚天都市報(bào)によると、論文の盜作を解析するソフトを武漢大學(xué)の副教授が開発し、論文盜作発見に役立っていることがわかった。

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このソフト「ROST反盜作システム」は08年4月、武漢大學(xué)情報(bào)管理學(xué)院の瀋陽（シェン?ヤン）副教授が開発したもの。瀋副教授によると、90年代以降、インターネットや翻訳ソフトの普及により文獻(xiàn)の検索が容易になり、盜作が急速に広まった。ネット上の膨大な文獻(xiàn)の中からは原本を検索しづらく、盜作発覚のリスクが少ないため、盜作者は後を絶たない。

このソフトを使って調(diào)査したところ、ある大學(xué)での自由テーマによる論文783本のうち、盜作の疑いのある論文は半數(shù)以上に達(dá)した。全文を盜作したものは161本（20．4％）、一部段落を盜作したものは256本（33．2％）あった。また、ある重點(diǎn)大學(xué)の本科生450人に盜作行為に対する意識調(diào)査を行ったところ、「よく盜作する」と答えた學(xué)生は32．84％、「割と盜作する」と答えた學(xué)生は46．15％だった?，F(xiàn)在同ソフトは中國國內(nèi)20校以上の大學(xué)、100社以上の出版社で活用され、盜作発見に役立っているという。

しかし華中師範(fàn)大學(xué)教育學(xué)院の範(fàn)先佐（ファン?シエンズオ）教授によれば、この技術(shù)は一定の効果はあるが後手の対処法にすぎず、根本的に盜作をなくすためには、學(xué)術(shù)成果や論文発表が経費(fèi)や職位を得る事につながる現(xiàn)在の學(xué)術(shù)界の硬化した現(xiàn)狀を改善する必要があると指摘している。（翻訳?編集/中原）