2009年4月3日、中國(guó)のポータルサイト「新浪」のブログページに、「日本の好感度が世界1位なのはなぜか」という題の文章が掲載された。ブログ記事は、米タイム誌が先ごろ発表した調(diào)査結(jié)果を踏まえながら考察している。

【その他の寫真】

この調(diào)査は世界56か國(guó)12萬(wàn)人を?qū)澫螭藢g施したもの。世界20か國(guó)の好感度をみると、1位日本（77％）、2位ドイツ（72％）、3位シンガポール（71％）、4位米國(guó)（64％）、5位中國(guó)（62％）の順。同ブログは「中國(guó)の好感度は3年連続で5位止まり。一方、日本は2007年から連続で首位をキープ」などと説明したうえで、次のように分析している。

▼戦後、日本は米國(guó)に次ぐODA（政府開発援助）拠出大國(guó)になった。

1979年以來(lái)、中國(guó)は日本から最も多く援助を受けている。日本の対中ODAは累計(jì)2兆7000億円。中國(guó)が諸外國(guó)から受け取った援助額全體の66．9％に相當(dāng)する。北京市の地下鉄や北京首都國(guó)際空港、高速鉄道などが、日本の援助を受けて建設(shè)されたものである。

▼日本の経済力と科學(xué)研究を重視する姿勢(shì)が、世界各國(guó)から高く支持されている。

日本の科學(xué)研究費(fèi)は、米國(guó)に次いで世界2位。ドイツ、イギリス、フランス3か國(guó)の合計(jì)額をも上回る。1990年以來(lái)、科學(xué)研究費(fèi)の対GDP（國(guó)內(nèi)総生産）比率で世界1位をキープ。また、科學(xué)者數(shù)も米國(guó)に次いで世界2位である。

▼日本のクリーンな政治への信念が、世界的に高く評(píng)価されている。

日本はクリーンな國(guó)として認(rèn)知度が高い。今年2月、汚職?腐敗防止活動(dòng)を展開する國(guó)際NGO「トランスペアレンシー?インターナショナル（Transparency International）」が発表した「2008年贈(zèng)賄調(diào)査」で、クリーンな國(guó)トップ5にランクインしている。

▼日本の団結(jié)精神を、中國(guó)人は謙虛に學(xué)ぶべき。

明治維新時(shí)、武士階級(jí)は一つになり、士族の解體を冷靜に受け入れた。しかし、それは日本が、初唐期（7世紀(jì)初頭?8世紀(jì)初頭）における個(gè)人の損失を後回しにし、改革のために団結(jié)した精神を見習(xí)ったことを一因としている。中國(guó)人は「?jìng)€(gè)」を重んじ歴代君主の偉業(yè)を忘れ、日本人は「群」を重んじ武徳の精髄を悟った。

▼日本人が大切にするマナーや公徳心が、歴史問題における負(fù)の印象を覆させた。

日本人のマナーの良さは世界中で知られている。道端で痰を吐いたり、ゴミをポイ捨てしたりするようなことはない。一方、どこの國(guó)に行っても中國(guó)語(yǔ)で書かれた「痰を吐くな」「手で觸るな」「タバコ禁止」「中國(guó)人出入り禁止」という注意書きを目にする。外國(guó)で日本人を排斥するような動(dòng)きはない。そのターゲットは決まって中國(guó)人だ。

なお、ブログ著者は親日派ではないとのこと?！钢袊?guó)侵略に対する恨みは深い」としながらも、「日本から學(xué)ぶことも多い」とまとめている。（翻訳?編集/SN）