2009年4月5日、香港のコラムニストがフィリピンを「召使の國(guó)」発言したことに対する抗議デモが香港?セントラルで行われ、香港在住のフィリピン人メイドら1000人以上が參加した。6日付で東方早報(bào)が伝えた。

【その他の寫(xiě)真】

コラムニストのチップ?ツァオ（陶杰）氏は先月27日付の香港誌「HK magazine」で、フィリピンが南シナ海の南沙（スプラトリー）諸島の領(lǐng)有権を主張している件について「召使の國(guó)が主人にはむかうことは出來(lái)ない」などと批判。自宅のフィリピン人メイドにも「給與を上げてほしければ、仲間たちに南沙諸島は中國(guó)のものだと言っておけ」と警告したことも明かした。同氏によれば香港にはフィリピン人メイドが13萬(wàn)人就業(yè)している。

この日集まったフィリピン人たちは香港特區(qū)政府までデモ行進(jìn)し、「フィリピン人に対する人種差別問(wèn)題に関心を持って欲しい」と訴えた。ツァオ氏に対しても誠(chéng)意ある謝罪を要求している。參加した1人は「ツァオ氏の発言は氷山の一角。フィリピン人は香港で常に差別を受けている」と憤慨する。

ツァオ氏はこの発言により、フィリピン入管當(dāng)局から「公開(kāi)謝罪するまで入國(guó)禁止」を言い渡された。南沙諸島の領(lǐng)有権をめぐってはフィリピンのアロヨ大統(tǒng)領(lǐng)が先月10日、一部を自國(guó)領(lǐng)とする法案に署名、中國(guó)政府がこれに激しく抗議している。（翻訳?編集/NN）