2009年4月7日、人気お笑いコンビ「ハリセンボン」の箕輪はるかが肺結(jié)核を発病したニュースは、臺灣?中央通訊社による報道を中國新聞社が伝える形で、中國でも多くのメディアが報じている。おりしも、中國新聞社は1日付で「中國國內(nèi)で薬物に耐性を持つ肺結(jié)核感染例が拡大している」と報道したばかりで、不安が拡大しそうだ。

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このほどの報道を受け、志村けんをはじめとする箕輪との共演タレントらが検診へ出向くなど波紋が広がっているが、厚生労働省の発表によると、日本では現(xiàn)在も1年あたり約2萬5000人が肺結(jié)核を発癥している。07年には人口10萬人當(dāng)たり19．8人が発病しているが、この數(shù)字は歐米諸國と比較しても數(shù)倍の數(shù)値となっている。

一方、中國新聞社の1日の報道によると、中國では現(xiàn)在450萬人が活動性肺結(jié)核を発癥している。死者については1年あたり約13萬人となっているが、日本の2188人(07年)と比較すると、総人口の格差を考慮してもその數(shù)は大幅に上回っていることになる。

その原因について、中國衛(wèi)生部は既存の治療薬に耐性を持つ菌が臺頭していることだとしている。07?08年に実施された調(diào)査では、全國の肺結(jié)核患者のうち多剤耐性結(jié)核は8．32％、超多剤耐性結(jié)核は0．68％を占める。上記の発癥者數(shù)や病原菌の耐性を考慮すれば、肺結(jié)核はまだまだ過去の病気として片付けられないのである。(翻訳?編集/愛玉)