2009年4月10日、環(huán)球時報によると、ロイター通信は8日、中國の輸出に復(fù)活の兆しが現(xiàn)れていると報じた。世界的な金融危機により、中國の製造業(yè)が集まる珠江デルタは大きな打撃を受けたが、「世界の工場」中國は再スタートを切ろうとしているという。

【その他の寫真】

中國の輸出品の3分の1を擔う珠江デルタは、現(xiàn)在も不況の波を受けているものの、安価な中國製品に対する歐米各國の需要が回復(fù)したときに備え、各工場では操業(yè)再開の準備が進んでいる。ある電子部品メーカーでも「情勢は全體的に落ち著いてきている」と話している。

しかし、末端の労働者は現(xiàn)在もリストラやレイオフ、賃金カットに喘いでいる。工場では経費節(jié)減で食事の提供がなくなり、従業(yè)員は外での食事を余儀なくされた。話題に上るのは給與や手當のカット、不安定な雇用に対する不満ばかりだという。

內(nèi)需拡大などで、中國経済に復(fù)活の兆しも現(xiàn)れているとされているが、ある専門家は、海外での需要は未だ回復(fù)しておらず、中國の輸出業(yè)は打撃を受け続ける可能性が高いと指摘する。また、不動産価格や企業(yè)の営業(yè)利益も減少していることから、今後も楽観できない狀態(tài)が続くと見られている。（翻訳?編集/岡田）