2009年4月10日、米NBCは8日、「危機(jī)の狀況下、中國(guó)人はマルクスに回帰する」との記事で、中國(guó)でカール?マルクスの「資本論」や「毛沢東選集」が爆発的に売れている狀況を紹介した。環(huán)球時(shí)報(bào)が伝えた。

【その他の寫(xiě)真】

中國(guó)大手出版社?人民出版社によると、マルクスの「資本論」が昨年11月以來(lái)毎月4000?5000冊(cè)売れており、金融危機(jī)発生前と比べ4?5倍の売れ行きを示している。マルクスの資本主義に対する批判は歓迎されない時(shí)期もあったが、経済危機(jī)下のこの売れ行きは、中國(guó)で新たな読者層を獲得している証明であるという。また同時(shí)に、「毛沢東選集」も昨年末から売れ行きが大幅に上昇している。

こうした狀況について、ある大學(xué)教授は「多くの中國(guó)人が今の自分たちの経済の正統(tǒng)性を疑い始めた」とし、「追いつくために長(zhǎng)期にわたって模索してきた『資本主義』という幻想が崩れ、自分たちの走ってきた方向が間違いだったのかと感じ始めているため」とコメントする。さらに同氏は「信じていたものが必ずしも正しくないことを発見(jiàn)した時(shí)には、自然とマルクスや毛沢東の思想に回帰していくのだろう」と指摘している。（翻訳?編集/HA）