2009年4月10日、中國(guó)ブログサイト「捜狐博客」に、早稲田大學(xué)の劉迪（リウ?ディー）準(zhǔn)教授の「日本人の『中國(guó)に侮られるな』という意識(shí)」という文章が載せられた。

【その他の寫(xiě)真】

劉準(zhǔn)教授によると、千年來(lái)、日本は中國(guó)を儒學(xué)のふるさととして敬慕していたが、近代以降、特にアヘン戦爭(zhēng)を境にして、福沢諭吉が儒教精神からの脫卻と西洋文明受け入れを方向付けたことで、中國(guó)が非文明國(guó)とみなされ、日本に「中國(guó)蔑視」の社會(huì)心理が生まれたという。

そして蔑視は嫌中に変わりつつある。「中國(guó)の國(guó)防費(fèi)が増加」「中國(guó)の潛水艦が日本海域を侵犯」「日本海の石油問(wèn)題」「有毒食品の日本輸出」「在日中國(guó)人による犯罪」などの報(bào)道も、日本人の嫌中感情を形成するのに一役買っていると同準(zhǔn)教授は言う。さらに、金融危機(jī)にもかかわらず中國(guó)が著実に成長(zhǎng)をつづけている一方で、日本は製造業(yè)の大打撃、失業(yè)率の上昇など経済不振に陥っているという不安も、その原因ではないかと分析している。

中國(guó)の國(guó)家としての目標(biāo)や外交政策に対する理解不足も、日本の「中國(guó)に侮られるな」という意識(shí)に結(jié)びついていると同準(zhǔn)教授は見(jiàn)る。「日本政府にも、國(guó)民世論にも、敏捷な中國(guó)の行動(dòng)に対して、遅れをとっているという意識(shí)があり、無(wú)意識(shí)のうちに中國(guó)が日本の行動(dòng)の基準(zhǔn)となっている。昨年、中國(guó)がソマリアに海軍を派遣した際、日本政府は繰り返しこれに言及し、中國(guó)の行動(dòng)を注視すると表明したのもその表れだと指摘している。（翻訳?編集/津野尾）