2009年4月15日、中國新聞社によると、スペインの華字サイト「歐浪網(wǎng)」はこのほど、中國から多數(shù)の不法移民がスペインに密入國していると報じた。

【その他の寫真】

現(xiàn)地のある中國系住民によれば、違法にスペインへ入國し、身分証がなく仕事も見つからない中國人がスペイン各地でホームレスとなっているほか、食事と住む場所を求めて現(xiàn)地の中國系住民の経営する店を渡り歩いているという。

バレンシアのある店では、突然60歳前後の男が店內(nèi)に入ってきて、「給料は要らないから雇ってほしい。食事と住むところだけ與えてもらえれば良い」と店主に懇願。店主が拒絶しても、男は正規(guī)の身分もなく、地縁も血縁もないため行く當(dāng)てもないと食い下がったが、結(jié)局、別の店へと去っていった。また、ある中國系住民が経営するバーに至っては、わずかに情けをかけたのをきっかけに、違法移民の“たまり場”狀態(tài)になってしまった。

報道によると、彼らの多くは中國東北部の出身で、船が補給のため入港した隙を狙って船を下りて上陸し、スペインの內(nèi)陸部へと分散しているのだという。（翻訳?編集/岡田）