2009年4月17日、米誌The National Interestは「紅い恐怖」と題した記事で、経済力だけでなく軍事力も急速に拡大してきた中國と米國の関係について考察した。環(huán)球時(shí)報(bào)が伝えた。

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記事によると、米國の政策擔(dān)當(dāng)者の一部には、中國が毎年2桁ペースで軍事費(fèi)を増やし続ける狀況に危懼を示す者もいる。米國防省の最新レポートでも中國の軍事費(fèi)の増大に著目し、「中國の向かっている未來には多數(shù)の不確定要素が存在する。特に、拡大し続ける軍事力をいかに使用するかが不透明だ」とし、「中國の軍事力は昔のただ巨大なだけの軍隊(duì)から、最新の科學(xué)技術(shù)を有する強(qiáng)力な軍隊(duì)に変わりつつある」と指摘している。

しかし、両國の軍事費(fèi)を比較すると、中國は米國の數(shù)分の1に過ぎず、軍事力で米國を脅かすにはまだ程遠(yuǎn)い。また、理論上では核によって大きな打撃を與えることは可能だが、中國が所有する大陸間弾道ミサイルは約40基、これに対し米國は數(shù)百基の大陸間弾道ミサイルと核弾頭を搭載した數(shù)千の武器を所有しいる。さらに空母については、中國はまだ建造にさえ取り掛かっていないが、米國はすでに11隻所有するなど圧倒的な差があり、中國が米國本土に脅威を與える可能性は非常に低いと解説し、「中國の軍事力拡大は米國との開戦が目的でなく、米國への抑止力のためである」としている。

記事は最後に「日々実力を増している中國は、米國の経済的地位に挑戦を始めた。米國による世界の永久的な支配を中國は黙って受け入れることはないだろう」と結(jié)び、軍事力拡大の今後の行方に注目していることを示した。（翻訳?編集/HA）