2009年4月17日、新華通信社電子版は、世界大會(huì)で優(yōu)勝した女子サッカーチームの身分詐稱問題について取り上げ、これを事実とした上で「中國(guó)スポーツ界に蔓延する數(shù)々の『不正』が教育界にも波及した」と批判する論説を掲載した。

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それによると、今月12日にトルコで開催された「世界學(xué)生選手権（World Schools Championship）」女子決勝戦で見事優(yōu)勝した重慶市大坪中學(xué)（日本の高校にあたる）。そのチームメンバーに大坪中學(xué)とは無関係のジュニアユースの選手が多數(shù)存在しているとの報(bào)道があった。これについて未だ正式な調(diào)査結(jié)果は発表されていないが、同チームの大部分の選手が大坪中學(xué)生でないことはすでに確認(rèn)されている。

今回の世界選手権は國(guó)際學(xué)校スポーツ連盟（ISF）主催。中國(guó)代表チームの選抜については教育界の管轄であり、國(guó)內(nèi)のスポーツ界とは無関係だった。だが、國(guó)際大會(huì)でこうした不正を行った事実は、中國(guó)スポーツ界全體のイメージを著しく損ない、青少年の健全な育成に大きな悪影響を及ぼすに違いない。

中國(guó)スポーツ界ではここ數(shù)年、賭博にやらせ、暴力、年齢や身分詐稱など、あらゆる試合であらゆる不正が橫行している。しかも、こうした不正がプロからアマチュアへ、大人から子供へと広がっているのだ。

今回の「大坪中學(xué)替え玉事件」に関しては、単に調(diào)査結(jié)果を発表して終わりにするのではなく、その根底にある大きな病巣を取り除く決意で臨んで欲しいものだ。（翻訳?編集/本郷）