2009年4月17日、四川大地震によって深刻な被害を受けた世界最大のパンダ人工飼育基地「臥龍パンダ保護(hù)研究センター」に替わる新しいパンダ人工飼育基地が、今年中に著工され2年以內(nèi)に完成する予定であることがわかった。新華社通信（電子版）が伝えた。

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臥龍自然保護(hù)地區(qū)管理局の黃建華（ホアン?ジエンホア）黨委書記によると、新しいパンダ基地は、四川大地震によって被害を受けた元の基地から10kmほど離れた黃草坪地區(qū)で年內(nèi)中に著工し、2年以內(nèi)に完成する。また都江堰市では、年內(nèi)にパンダ疾病コントロールセンターの建設(shè)に著工することを明らかにした。

黃黨書記は「四川大地震の被害を受けて、臥龍パンダ保護(hù)研究センターは機(jī)能を果たせなくなった。また、60頭以上いたパンダのうち1頭が死に、1頭がけがをし、1頭が行方不明になった」と當(dāng)時(shí)の狀況を紹介し、「同センターのパンダは四川省雅安市の碧峰峽パンダ飼育基地や他地區(qū)の動(dòng)物園に移され、現(xiàn)在臥龍の臨時(shí)飼育所に殘っているのは1歳半のパンダ6頭だけである」と語(yǔ)った。

同センターは1980年に設(shè)立された世界最大のパンダ人工飼育センターで、これまでに144頭の出産に成功、123頭が生存していた。また、同センターの設(shè)立當(dāng)初10頭しかいなかったパンダを142頭まで繁殖させることに成功し、世界で飼育されているパンダの約60％を占めるまでになっていた。（翻訳?編集/HA）