2009年4月21日、コラムニスト、教育専門家の信力建（シン?リージエン）氏はブログで記事「日本文化における中國(guó)の烙印」を発表した。

【その他の寫真】

日中両國(guó)は一衣帯水の関係にあり、文化的にも深いつながりを持っている。そればかりか中國(guó)が失った多くの文化を日本は保ち続けているという。なかでも唐朝の影響は最も強(qiáng)く、政治、経済、文化などさまざまな面にその痕跡を殘している。

表面的に見(jiàn)れば日本人は今や完全に西洋化したようにも見(jiàn)受けられるが、実は伝統(tǒng)的な文化を殘している。生食や素材そのままの味を好む食文化、淡い色合いと自然を愛(ài)する情緒、家族意識(shí)の強(qiáng)さ、民間信仰が盛んなこと、男性の武士道と溫和で男性に依存する傾向が強(qiáng)い女性などすべて唐の文化にその原型を見(jiàn)出すことができるという。

ひるがえって中國(guó)を見(jiàn)ると、そうした文化はほとんど失われてしまった。伝統(tǒng)が継続し続けた日本と元朝、清朝と異民族王朝に征服された中國(guó)との差異であろうと同ブログは指摘する。本國(guó)で失われた文化が隣國(guó)に殘されている。まさしく陶淵明が「桃花源記」に描いた桃源郷が日本ではないかとしめくくっている。（翻訳?編集/KT）

●信力建（シン?リージエン）

中國(guó)の教育家。信孚教育集団理事長(zhǎng)。広東省広州市生まれ。1982年、中山大學(xué)中國(guó)文學(xué)部卒業(yè)。工場(chǎng)、銀行、政府機(jī)関などで働いた後、英國(guó)へ留學(xué)。軍人、農(nóng)民、労働者など30以上の職に就いた変わった経歴を持つ。2006年までに幼稚園や小中學(xué)校など20校を建設(shè)、學(xué)生數(shù)は1萬(wàn)人を超える。

※本記事は筆者の承諾を得て掲載したものです。